失敗しない土地探しをすることは家づくりにおいて非常に重要な意味を持ちます。
今回は土地探しの前に理解しておくべきこと、土地の購入方法とその注意点など失敗しない土地探しをする上で大切なことをお伝えします。
土地探しを始めるといろいろな情報を収集していくことから始めていくことになります。それ自体は問題がないのですが、それよりも前にやっておきたいことがあります。
それは、自分達家族が新しい土地で生活を始めるにあたって、どのような生活がしたいのか、その生活のために必要なことは何なのかを決めておくということです。
実際に土地探しを始めてみると分かるのですが、土地探しには膨大なエネルギーが必要です。
全ての条件を満たした土地はほとんどありませんし、あったとしてもそんな物件はすぐに(多くの場合、市場に出る前に)売れてしまいます。
そんな状況の中、失敗しない土地探しをするためには土地探しを始める前に希望の条件を整理しておき、「道路の狭さだけは最悪我慢できるけど、小学校までの距離だけは譲れない」といった判断ができるようにしておくことが大切です。
土地の購入方法には大きく3つの方法があります。
知人や親戚に土地を持っている人がいて、その人から土地を購入する場合、通常は個人間売買という方法となります。仲介手数料等を支払う必要がない反面、法律上建物が建てられない土地だった等、トラブルが発生してしまう可能性もあります。
この方法では不動産会社に仲介手数料を支払う必要がありますが、トラブルが起こった場合不動産会社の担当者が対応してくれます(ただし、最終的には自己責任です)。
契約した土地の上に、別途住宅会社と契約して注文住宅を建てることになります。
この場合、一般的には仲介手数料を支払う必要もなく、またすでに土地の調査が済んでいるため建物が建てられないといったトラブルが発生することはありません。非常に手軽ですが住宅会社所有の土地限定なので選択肢が狭まってしまいます。
最近ではインターネットによる土地情報も非常に充実しており、パソコンやスマホで多くの情報を収集することができるようになっています。
とはいえ、インターネットで分かることは価格や面積など数字上のことや数枚の土地の写真のみです。
実際にその土地に暮らすとなると土地の前の道路はどうなっているのか、土地から学校までの距離や交通量はどうか、近隣の雰囲気はどうかなど把握しておきたいものです。
そのためにも、気になった土地があった場合には直接いって確認してみることが大切です。
土地探しは家づくりの最初の行程ですが、土地が家づくりの成否のほとんどを決めると言っても過言ではありません。
土地探しの際には今回ご紹介したことを参考に、失敗しない土地探しを実現させましょう。
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